【長所と短所の伝え方】願書や自己PRで面接官に好印象を持たれる紹介方法

教員採用試験

自己PRの欄に長所や短所を書く欄があるんです。

面接官からすると受験者自身のことだけではなく、表現力も知ることができますからね。

でも、なかなか伝えたいニュアンスが伝わらない文章になってしまっています。

書き方の問題です。

ちょっとしたコツでグッと変わりますよ。

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文章を書く時の3つのポイント

願書や自己PRで文章を書くときには、
次の3つのことに気を付けるとよくなります。

A 出だしの工夫
B 短文でつなぐ
C 行動を書き、気持ちを書く

それぞれについて確認していきます。

A 出だしの工夫

まずは、全体像を見せましょう

長所は、15年間続けているそろばんで培った計算能力です。

悪くはありません。
なるほど、と思わせられます。
しかし、「次に」「3つ目に」…と続くと、読み手は疲れてしまいます。

先が見えない文章は疲れる

のです。

そこで、

長所を3点記す。

のような一文を入れてから、
「長所は、15年間続けているそろばんで培った計算能力です。」
といった文章につなげましょう。

ほんの一文で伝わりやすい文章に変わります。

B 短文でつなぐ

文章を書き慣れていない方は、
必ずといってもよいほど長文になります。

長文は次のような弊害を生みます。

主語と述語が混ざる
伝えたいポイントが不明瞭になる
筆者(受験者)の意図と違う意味で伝わる

これを短文にすると、逆になります。

主語と述語がはっきりとするため、
正確な文法の文章が書けます。

伝えたいポイントがはっきりします。

受験者の皆さんが伝えたい意図のとおりに伝わります。

一度文章を書いてみて、
2行以上の文章があれば「短文にできないか」という視点で見直してみるとよいでしょう。

C 行動を書き、気持ちを書く

自己PRを拝見していると、
PRをしたいという気持ちが大きすぎて、
うまく伝えられないというジレンマに陥ってしまっている方がいらっしゃいます。

文章を書くことに慣れていない方は、
「始めに感情、次に行動」
という順序になりがちです。

しかし、逆の方が伝わりやすい文章になります。

始めに行動、次に気持ち

がポイントです。
この順序で書くと「結論が伝わる」ため、わかりやすい文章になります。

文例

例をあげます。
先ほどの文章です。
まずは添削後のものです。

長所は、15年間続けているそろばんで培った計算能力です。
続けてきた成果として「○○賞」や「○○賞を」いただきました。
そろばんの計算能力は、これからの時代に必要な論理的思考力の基礎となります。これを活かして教育活動を推進したいと考えています。

始めに短文で言い切ります。

その上で「気持ち」を書きます。
ここでは、論理的な思考力と関連するという部分になります。

修正前の文章を見てみましょう。

長所は、論理的な思考力を養うために15年間続けてきたそろばんです。
小学校3年生のころから継続し、○○賞や○○賞を頂戴しました。
継続をすることを意識して行うことの大切さを学んだため、それを児童生徒にも伝えていきたいと考えています。

おそらく、そろばんはご家族の方が習わせたのでしょう。
となると、保護者の方は「論理的な思考力」までは考えておられません。
もし考えていたとしても、それは保護者の考えです。

 

伝えたいキーワード「論理的な思考力」を先に入れてしまったために、
わかりにくい文章になってしまいました。

そろばんを習う中で自分自身が感じ、学んだことを書く方がよいです。
そのためには、行動から気持ちの順序で文章を構成した方が伝わりやすいです。

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長所の書き方

3ステップで行います。

① 書き出す
② 行動や教員の資質とつなげる
③ 文章にする

まずは、長所を書き出してみましょう。
あなたにはどのような長所がありますか。
下の囲みを参考に書き出しましょう。

コミュニケーション力
リーダーシップ
責任感
行動力
論理的
前向き

 

また、それらはどのような行動から考えられますか。

ボランティア
部活やサークル
習い事
一人旅

などの体験から、それをつなげていきましょう。
次に、それを「教員の資質」とつなげます。

例えば、文部科学省ホームページには次のように載っています。

●教職に対する強い情熱
教師の仕事に対する使命感や誇り、子どもに対する愛情や責任感など

●教育の専門家としての確かな力量
子ども理解力、児童・生徒指導力、集団指導の力、学級づくりの力、学習指導・授業づくりの力、教材解釈の力など

●総合的な人間力
豊かな人間性や社会性、常識と教養、礼儀作法をはじめ対人関係能力、コミュニケーション能力などの人格的資質、教職員全体と同僚として協力していくこと

文部科学省「これからの社会と教員に求められる資質能力」

最後に、それらを文章にします。
例を挙げます。

私は、まちづくりのボランティアに参加してきた中で培ったコミュニケーション力が長所だと考えている。
大学4年生ではイベントの運営に入り、3000人の来場者が動きやすく、商店の皆さんの売り上げが出る会場配置を検討した。多くの商店の意見を伺いながら、よりベターな配置を構築し、イベント成功までの約4か月を走り抜けた。
実践の中で得た「コミュニケーション力」を、生徒との授業の中で活かしていきたい。
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短所の書き方

長所の時と、流れは同じです。
ただし、ポイントが1つあります。

マイナスで終わらせない

ことです。
例をもとに考えます。

私の短所は、我が強いことだと考えている。
先に記したイベントでは、自分の思いを伝えすぎて、商店の方から反論をいただいたことがあった。先方の思いと重ねながら、可能なポイントを探す方がよいと考え直し、その後は少しずつ関係が改善していった。
失敗体験を元に、生徒や保護者の話を傾聴していきたい。

短所は誰にでもあります。
それを隠すのではなく、オープンにした上で、改善方法や体験を記載しましょう。

まとめ

思いどおりの形になりにくいのが「長所と短所」です。

一度書いてみた上で、どなたかに見てもらいながら修正をかけていく形がよいかと思います。

そのために、少しでも早いスタートを!

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