教員採用試験の一般教養:新元号『令和』の読み取り方

教員採用試験

元号が『令和』になりましたね。

友だちと「正直なところ、あんまり実感ないよね」と話しています。

私も同感です。

しかし教員採用試験の受験者としては、

一般教養として知っておくべきこともあります。

元号がですか?

一般教養の範囲は多岐に渡りますので、

こうしたことを楽しみながら学ぶのも大切なことです。

採用されたら、子どもたちにも話せますしね。

確かに!

ぜひ教えてください。

面接で改元が話題になったら…

改元そのものが話題になることは少ないと想定されます。
しかし、

気に掛かっている時事はありますか

のように問われ、回答するパターンではありえます。
面接場面から考えてみましょう。

最近気になっているニュースはありますか。

はい。

改元です。

私は漢字や古い書物に興味があるので、その立場から元号を調べてみました。

もう少し詳しく教えてください。

はい。

最も多く元号に使われてきた漢字が「永」であることに、昔の方が長く続く国づくりを願っていたこと。

今の令和に文化を大切にしていこうという意味があることを学びました。

なるほど。

私も文化の大切さを伝えていきたいという観点で、教育現場で働きたいと考え、このニュースを取り上げました。

わかりました。

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元号の始まり

意外と知られていないのが、
いちばん始めの元号です。

大化

です。
そう、あの「大化の改新」の大化です。
ということで、日本での元号の始まりは645年ということになります。

元号で使われた最も多い漢字

元号は平成まで247ありました。
今回の令和が248番目です。

その中のほとんどが漢字2文字です。

《例外》
天平感宝など5回だけ4字の元号が存在

重複している場合もあるので、
使われてきた漢字は全部で、

72

です。
多く使われてきたランキングを表にすると下のようになります。

順位 漢字 回数
1位 29
2位 27
3位 27
4位 21
5位 20

使われている漢字を見ると、何となく当時の方たちが時代に込めた願いのようなものを感じられるかもしれません。

元号変更は天皇陛下の退位だけではない?

天皇の退位により元号が変わるようになったのは、つい最近のことです。

1868年。
慶応4年から明治元年になる時でした。
これを、

一世一元の制

と言います。
それまでは、

・戦乱
・疫病
・火事
・台風
・地震

などでも改元が行われてきました。
中には、

・ハレー彗星の出現
・白い雉が献上された
・黄金が献上された

といった理由でも変わっています。
その時代のニュースなどでも改元が行われてきたということです。

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新元号『令和』をもう一歩突っ込む

メディアなどでも『令和』の出典が取り上げられました。
初めて国書(日本で書かれた書物)である、

万葉集

が原典となったからです。
ここから、もう少し突っ込んでみます。

万葉集のどの文書から出たかという部分です。
「万葉集 巻五」の梅花の宴

新春令月
気淑風和

という言葉から漢字2文字を取り『令和』となりました。
ちなみに、平成や昭和は次のようになっています。

平成 史記と書経 内平かに外成る
地平かに天成る
昭和 書経 百姓昭明
協和万邦

 まとめ

教員採用試験で「令和が出ますか?」と問われたら、
「可能性はそんなに高くはないでしょう」と答えることになると思います。

しかし、児童生徒は様々なことを話題にします。

流行しているドラマやアニメはもちろんですが、
ニュースなどもかなり見ています。

教員になったら、そのようなことをスルーしてしまうのではなく、
あと一歩突っ込んだ形で話ができるようになっておくことは大切なことです。

ぜひ、興味深く、児童生徒が話を聞くことができるように、
ちょっとした一般教養を身に付けておいてもよいかもしれません。

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