【教採アンケート】短期学習のポイントはメタ認知とトレードオフ
壊滅的です…
勉強はしていたんですか。
何とかなるかなと。。。
失った時間は取り戻せません。
でも、まだ今からがんばれます!
過去に短期間学習で受かった先輩たちの経験を元に学習方法を考えていきましょう。
短期間学習で受かった方の共通点
3ヶ月未満の学習で受かる方がいます。
複数年受けても受からない方がいる中で、そういう方もいるのです。
そういった方には共通点があります。
第一優先を明確に持つ
どういうことなのかを確認してみましょう。
一度、1日の過ごし方を記録してみてください。
ポイントは紙やスマホに記録をするということです。
自分でも気が付かないうちに
スマホでSNSを眺める
テレビを見る
遊びやデートに行く
といったことに時間を費やしていることに気が付けるかと思います。
こういった自分自身のことを正確に認めることを、
メタ認知
と言います。
短期学習で終わらせようと思っている方にとっては不可欠なことです。
これをほんの3ヶ月ほどの間、ガラッと変えていきます。
極端な話ですが、受験生の言葉を引用すると、
1日の中で、
仕事や食事・睡眠・風呂以外の時間、
生活に必要なもの以外のお金、
この2つはすべて勉強に回した
という状態に持っていくということです。
覚悟を決めるトレードオフ
世の中は様々なトレードオフで成り立っています。
トレードオフとは、
Aを手に入れるために、それに見合うBを手放す
ということです。
これは主に時間とお金が対象となります。
例えば、次のようなものです。
・旅行で今まで知らなかった世界を知る
・水泳を習い泳げるようになる
・ダイエットをして理想の体型になる
・塾で学力を得る
いずれも時間もお金も使います。
これは片方ではなく、両方が原則となります。
片方では成立しきれないのです。
例えば、次のような形です。
旅行。
食も、体験も、観光も、すべてを満たそうと思うと、時間もお金も必要です。
水泳。
時間だけあっても独学では非効率的ですし、誤ったフォームを身に付ける可能性が高いです。
ダイエット。
ネットの無料情報を使って試しても、効果が思ったとおりにあがらなかったり、リバウンドがあったりします。
学力。
テキスト代だけでいけなくはないですが、塾や予備校が成立しているのは、そこに求めるだけの効果があるからです。
教採も同じです。
短時間なら尚更、
・残された時間
・許されるだけのお金
は活用すべきです。
これは別に「教採コンシェルジュ」でお金をつかいましょう、という話ではありません。
ちなみに「教採コンシェルジュ」は、面接と模擬授業に特化したサービスです。
それらの力を得るためにマンツーマンのサービスを行っています。
お金をいただく責任として、受験生という立場では得られない知識と力量を備えています。
皆さんにこれらの力を教採突破ができるようにするために得るためです。
このような考えでいるのは、
教採突破用冊子を出している出版社
教採向け予備校
などでも同様かと思います。
皆さんにとっての適切な方法が、
冊子であればそれを購入、
教採用の予備校であればそこへ、
自宅で独学であれば独学で、
という形を取ればよいかと思います。
8割の筆記と2割の面接
教採コンシェルジュで学んでいる方へのアンケートで時間とお金のバランスについて聞いたものがあります。
●アンケート項目:時間とお金をどのような配分で使いましたか?
対象:44名(大学生13名・講師29名、その他2名)
筆記対策 | 面接・模擬授業対策 | その他(実技など) | |
時間 | 74% | 18% | 8% |
お金 | 22% | 61% | 17% |
ここから見えてくるものがあります。
例えば、次のようなものです。
【時間】
1 筆記対策に70%以上の時間を使う
2 面接や模擬授業は短時間(月に4時間程度が多い)
【お金】
1 学力を得るためのテキストは約20%
2 面接や模擬授業など「話す技術」「授業をする技術」の習得に費用をかける
学力は、一朝一夕では身につかない。
面接や模擬授業などの技能は、ポイントを掴めば一気に上手くなる。
将棋で理屈をつかんだら強くなる、スポーツで体の動かし方が分かったらできるようになる、といった感覚のようです。
数値からだけでは見えないこと、他のアンケート結果を含めるともう少し色々分かってきました。
それが次のようなものです。
A 書店のテキストを主にして学習した方が約60%、通信教材が約35%、その他が約5%
よくテキストを拝見するのですが、受かった方のものは「薄いテキスト」が多いです。
これは私たち教採コンシェルジュでもオススメしていることなのですが、分厚いテキストをマスターしないまま当日を迎えるよりも、薄いテキストをマスターした方が結果が出るためです。
使い込まれたテキストがいつでもカバンに入っている状態がよいですね。
B 面接や模擬授業は同じ人から見てもらう
いわゆる「定点観測」です。
面接や模擬授業のクセ、受験生の特徴を把握、長所を伸ばす、短所を見えなくする…
こういったことをするのには、同一人物の指導をベースにして、時々他の方に見ていただくのが効果的です。
塾でも、
某ダイエット指導でも、
スポーツ選手のコーチでも、
基本的にトレーナーは「同一人物」です。
なぜかというと同一人物による指導が効果的だからです。
C 短期間学習でかかった費用は平均42万円
一般的に教採の受験にかかる費用は約35万円と言われています。
となると、短期間学習の場合は少し高いようです。
『時間をお金で買う』感覚ですね。
「毎年35万円払うと考えると、この1年で決める」という方もいらっしゃいました。
まとめ
間に合わないと思ったら、間に合いません。
今できるベストをすること。
厳しいようですが、それができない方は、
今年はおろか、翌年にも可能性がない
のです。
学力ははっきりと数値に出ます。
面接はあなたのプラス思考やマイナス思考といった考え方を拾われます。
模擬授業では授業技量と共にあなた自身を見られます。
そういった時に、
今がんばれる受験生に未来がある
のです。
ぜひ、できることを、今からがんばっていただけたらうれしいです。
2023年教採の合格を目指す
すべての皆様へ
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