「教採の模擬授業」と「普段の授業」の共通点と相違点

教員採用試験
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1.対策は必要不可欠

模擬授業は現場の授業と違う

ネットや予備校、大学…そういう声が様々なところから聞かれます。
これは、半分本当で、半分間違いです。

教採対策をかなりのレベルまで高めれば、
現場でも、一定は「使える」状態になります。

しかし、
それですべて大丈夫、
毎日の授業で困らない、
というわけではありません。

それは、
模擬授業と学校の授業の共通点と相違点があるからです。

この違いを理解することで、

教採突破
現場での即戦力

いずれにも役立つ授業力を身に付ける近道になります。

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2.共通点を知り、現場での即戦力になる

どちらにも「授業」という言葉が使われています。
ということは共通点があります。
次の3つです。

①クセのない授業がよい授業

ここでいうクセは、
口癖や身体的なクセです。

口癖ですと、
「えー」「あー」と話の頭につく方と出会ったことがありませんか?

校長先生がそういう方だと、
講話中に数えてしまいますよね。
私が聞いた最高記録は10分間の講話で74回。
すべての文頭に「えー」と入っていました。
文中にも。
数えている時点で話の内容は、
全く入っていません(笑)

身体的なクセは、
手を降っていたり、貧乏ゆすりをしたりといった動き
です。
こういう動きも児童生徒の集中力を妨げます。

②柔らかな表情があるのがよい授業

笑顔が基本です。
脳科学の研究では、

何らかの教授行為を行う際に、
教授者(先生)は、
堅い表情をするよりも、
柔らかな表情をした方が定着率が高くなる

という結果が有意に出ています。

その時の注意点ですが、
笑顔=ニヤニヤではないということです。
人を不快にさせるごまかしの笑顔、つくり笑顔、ではなく、
清々しい笑顔になりましょう。

鏡を見ながら笑顔の練習をする

といったことは、
授業名人と言われた有田和正氏もしていたことです。

③型を使えるのがよい授業

お題が決まっている模擬授業でしたら、
発問、指示、説明、評価といった授業行為を、

受験当日、子役の受験生や試験官の顔を見ながらその場で組み立てる

のは愚の骨頂です。
できる努力をしないで当日を迎える。
こんなことはあり得ません。

第一声はどのような表情で、何を話すか。
その後の組立はどうするか。
発問では児童生徒の回答パターンは何通りあり、それに教師としてどう答えるか。

そうやって考えた組立を、
頭が真っ白になっても自動で発動するように練習する。

この程度ができなければ、
合格はかなり厳しいです。

これは、同時に、

授業には一定の型があることを示唆

しています。
場のコントロールという行為はあるものの、
演劇のように練習をして、
模擬ではあっても授業の形で成立するのですから。

ただし、1通りではありません。

教科、領域、発達段階、教員の熟練度などによって、
使える型はかなり異なります。

こうした型を多く覚えていくことで、
様々なレパートリーの授業が展開できるようになり、
最終的には、自分自身のオリジナル授業を量産できるようになっていきます。

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3.相違点を知り、教採突破に役立てる

こちらも3つ紹介します。

①想定外の対応

教師に対する児童生徒の反応は、
かなりの頻度で想定外であることが多いです。

授業を聞いている児童生徒ならまだしも、
全員が必ず聞いているとも限りません。

一見、授業に参加しているようでも、
ファンタジーに入って、ボーっとしているだけ、という場合もあります。

そんな中、発問をした場合、教師が想定していた範囲の全く外の答えが返ってきます。

きちんと授業を受けているからといって、
期待した答えが返ってくるとも限りません。
(むしろ、そんな授業は先生に「忖度」していて、おもしろくありません)

例えば、山形県の特産品を聞いたとき「柿」が出てきました。
山形県以外の方は「庄内柿」の存在すら知らないのではないでしょうか。
その児童は山形に親戚がいて、毎年贈ってもらっていたから知っていたのです。

このような事例は山ほどあります。

想定外への対応は、
驚く、より詳しく聞く、流す、などがあります。
それを瞬間的に決めて動いていく。
なかなか難しいことです。

②短時間一発勝負

教採用模擬授業は「演劇」と同じと言われる理由がこれです。

学校の実際の授業であれば、失敗が許されます。
次の時間に取り戻すチャンスがあるからです。

ところが、教員採用試験は異なります。

学びのすべてを10分ほどの模擬授業に集約させる必要性

があるのです。

だからこそ、しゃべることや動き、組立を何度も何度もシミュレーションして、当日に臨むことが求められます。

③山場先行の授業組立

学校の授業でよくあるのが、

導入→展開→まとめ

です。
模擬授業でもかなり似ている部分があります。

ただし、違うのは、

導入・展開→まとめ

といった組立にするということです。
約10分の模擬授業では、導入にほとんど時間を使えません。
もし、しっかりと導入をしたら、
一番やりたかったことが終わらずに不完全燃焼で終えることになります。

その授業で最もやりたい部分を始めに持ってくる

のは、教採用模擬授業の鉄則です。

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4.模擬授業で合否が決まる

模擬授業で合否が決まる自治体が多いです。
人物重視の教員採用試験をしようと思ったら、

模擬授業
個人面接

に比重を置く必要があるからです。

「教採の模擬授業」と「普段の授業」の共通点と相違点を理解した上で、
点数を取って、採用試験突破を目指していきましょう!

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