【初心者向け】上達につながる模擬授業練習法

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1.上達につながる模擬授業練習法

まず大切なことは、

練習をやってみること

です。

これ、当たり前のようで、当たり前ではありません。

練習を始めるまでが最も大変だからです。

何をどうしたらよいかがわからない。
でも、模擬授業の練習をした方がよいのは分かる。

始めるまでの気持ちは、
そのようか感じかと思います。

ゼロからイチへのスタートは大変

これは、誰でも同じですので、
準備をして、がんばって乗り越えていきましょう!

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2.練習は「技能」を身につけるため

技能は練習しなくては、身につきません。

野球  …見ているだけ …うまくならない
絵を描く…鑑賞だけ  … うまくならない
模擬授業…受講だけ   …うまくならない

どれも仕組みは同じです。
模擬授業は、
野球や絵を描くことと同じ
です。

それは模擬授業で身につけるべき力は、

技能

だからです。

野球のバットの振り方を例にします。

グリップを握る手は左右どちらが上か、
といったことは、知識ですから、握ったことがない方でも握るだけなら可能です。

足のスタンス(位置)はバッターボックスのどこにどの向きで置けばよいか。
これも可能です。

では、バットを振ってボールに当てるまでの「振り」はどうでしょうか。

これは無理です。

技能だからです。
どの辺りで、どの角度で、どのスピードで…
これは知識だけでは乗り切れません。
その通りに動かすための練習が必要なのです。

模擬授業でも同じです。

教師が話す時、

どんな抑揚で、
どこを見て、
どんな表情で、
何を言い、
子役を動かすか。

これを10分程繰り返します。

決められた枠の中で、
劇のセリフに近いニュアンスで行うのが、
模擬授業です。

その場で対応していくのが、
学校現場です。

そういうと難しいでしょうか?

いえいえ。
誰にでもできます。
技能を身につける練習をすれば大丈夫
です。

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3.何を話したらよいかを考えましょう

「やること」がわかっても、
「話す言葉」が分からずに詰まってしまいます。

初めての方にはよくあることです。

ですから、まずは、

何を話したらよいか

を考えましょう。

準備物:教科書(なければ短い文章)
練習時間:5分~
方法:
①教科書を出させる
②一文を教師(つまり皆さん)が読む
③②を子ども(つまり他の受験生)に読ませる

たった、これだけです。
しかし、「話し方」にすると次のようになります。

A 教科書を出しなさい(指示)

違和感を感じませんか?
きつい感じがしますよね。

言い換えとしては、
「教科書を出しましょう」
「教科書を出してください」
といったレパートリーも考えられます。

「教科書を出しましょう」は、
指示としては考えられます。
少し優しい感じがしますね。

「教科書を出してください」は通常使いません。
これは、依頼だからです。
教師と児童生徒という人間関係で、
これから授業をするという場合に、
依頼する必要はなく、指示をすべきです。

ちなみに、
私の場合は小学校低学年でも「出しなさい」です。
『指示』ですから。
きつく感じるのは言葉そのものよりも口調です。
柔らかいニュアンスでも言うことができます。

試してみると上達にはよいかもしれません。

B 出せましたね(評価)

これ、受験生の9割がやらないことです。
評価です。
「ほめ」とも言います。

「○○さん、早いです」
「今日勉強するページがわかっているね、さすが」
などのレパートリーがあります。

行動を伴う指示を出した時には評価をセットにすると、
授業の流れがよくなります。

C 先生が読みます(説明)

学校では、説明や解説をする場面があります。

こういった時のポイントは、

短く

です。
簡単に説明して、
活動の中で理解させるイメージで進めた方が、
児童生徒が能動的になります。

みなさんも同じではないかなと思います。

例えば、スマホの機種変更。
昨日のすべてを口で説明されたら辛くなりますよね?
それよりは、自分で触ってみて、わからないところだけ聞くか調べた方がよいはずです。

説明は短くしましょう。

D 目で追いなさい(指示)

児童生徒にとって、
「聞いているだけ」はつまらないです。
何をしたらよいかわからないからです。
このような状態になった時は、大人でも子どもでも、やる気をなくします。

「指で追いなさい」
「わからないところには振り仮名をつけなさい」
「自分でも黙読しなさい」
といった指示を加えておくことで、聴いているだけの状態から少しよくなります。

ほんのちょっとのことですが、こうした積み重ねが授業では大きく変わってきます。

E 同じところを読みます(説明)

これは先ほどと同じ説明ですね。
やはり説明は短く、です。

こういったことはアルバイトなどでも活用できます。

おまけですが、状況に応じては、
なぜそれをするのかという「趣旨」を入れるとよい場合もあります。

「音読をすると、眼だけではなくて、口も、耳も使います。
こうやって体の様々なところを使うと賢くなりやすいんですよ。」

「江戸時代の勉強方法は論語のような難しい文章の丸暗記でした。
音読で覚えていったのだそうです。
ただの丸暗記、効果があったと思いますか?
これは大きくあったと言われています。…」

様々な趣旨の説明ができるとよいです。

F さんはい(指示)

ただ「さんはい」という場合もあります。

文頭の1センテンスだけを教師が読んで、
「吾輩は猫である、さんはい」
のように行う場合もあります。

児童生徒の状態によって、
集中していたら短く話せばよいですし、そうではなければ教師が引っ張ってあげる方がよいです。

G 揃っていてよい声です(評価)

ここが音読という1つのパーツのゴールです。
ゴールはよい評価で終えるようにした方がよいです。

ここでは「揃っていてよい声です」のように『全体をほめる』形で終えていますが、

○君、はきはきと言えていました。
○さん、間違えたり、詰まらないで読めたね。

のように『個人をほめる』という方法もあります。

評価が次の行動のスタートになります。
指示を出して行動をさせたら、そのままにしないようにしましょう。

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4.まとめ

文章にすると、たった7文です。

教科書を出しなさい
出せましたね
先生が読みます
目で追いなさい
同じところを読みます
さんはい
揃っていてよい声です

大して長い文章でもありませんので、すぐに覚えられます。

しかし、
「何を話したらよいかを考える」
と、その裏側には様々な意図があります。

教員採用試験突破だけではなく、学校現場でも活きる考え方です。

このように考えながら、対策をしていくと、他の授業活動でも応用が効きますので、ぜひお試しください。

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