【教員採用試験】合格事例付:試験官に伝わる『志望動機』の話し方

教員採用試験
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なぜ教員になろうと思ったのですか?

教員採用試験には、

ほぼ100%聞かれる質問

がいくつかあります。

そのうちの一つが上の「なぜ教員になろうと思ったのですか?」です。
しかも、この質問は前半で出てきます。
これを明確に答えて面接のスタートをよいものにしましょう!

大きく分けて3パターン

この質問は大きく分類して3パターンが考えられます。
下のものです。
みなさんはどれに当てはまるでしょうか。

1 憧れの先生がいたから
2 部活動の指導がしたいから
3 教育という仕事に魅力を感じるから

これら3つの「具体例」を考えていきます。

1 憧れの先生がいたから

教採コンシェルジュで学んでいる方のお話をベースに、実際の会話を紹介します。
(個人特定ができる部分については削除改変をしています)

はい。
小学校の時の担任の先生を尊敬しているからです。
5年生の時、学級が荒れていて、私はいじめをしていました。
「みんながしているからいいや」という惰性の中で毎日を過ごしていました。
でも、先生からいじめが見つかりました。
一人の給食を異常なまでに減らしていたことが見つかったことがきっかけでした。
その時に私たちは叱られませんでした。
ただ、何度も繰り返し「本当に楽しいのか」と問われました。
保護者も呼ばれ、話をしましたが、そこでも同じように問われました。
この言葉が今も私の心に刺さっています。
辛い時、楽しい時、どちらでも「本当に楽しいのか」、これが私の価値基準を作っています。
私が教師になったら、こんな人の心に刺さるような言葉を伝えられる教師になりたいと思い、教師を志望しました。

なぜ憧れたのかを具体的に伝える必要があります。

「なぜ教員になろうと思ったのですか」
というのは、頻出度が高いですから、ノートにまとめるなどして具体事例を挙げられるようにしておきましょう。

また、ここから試験官との対話を続くことも想定しておくとよいです。

その先生と今も交流はあるのですか?

年賀状程度の交流だったのですが、教員採用試験を受けることを報告するため、1月にお会いしました。
先ほどのエピソードも覚えておられたのですが「そんなこと言ったかな」とはぐらかされてしまいました。

このような対話をする中で、緊張する面接の空気感を少しでも柔らかくできたらよいかと思います。

2 部活動の指導がしたいから

中高志望に多いのが「部活動の指導」です。
文化系でも運動系でも、大切なのは「志望動機」に繋げることです。

はい。
高等学校で華道の指導をしたいからです。
私は○○流の師範です。
師範は、活ける技量だけではなることができません。
和の文化の魅力や奥深さと言ったものを感じ、表現することが求められます。
私はこれを学ぶ過程で、その素晴らしさについて、お師匠様を始め、多くの方たちから学ばせていただきました。
私も華道を通して、日本の伝統文化の素晴らしさを生徒に伝えていきたいと思います。

こうした話も試験官との対話を意識します。
その時に、受験生が一定の「呼び水をまく」ことができると、その先のお話をスムーズに進められます。

呼び水。
ここでは「素晴らしさ」という部分です。

何が素晴らしいのか、は伝えない。
だから、次の質問はある程度コントロールが可能です。
続きはかなりの確率で次のようになります。

華道で学んだ日本の伝統文化の素晴らしさとは、どのようなものですか。

はい。
削る文化です。
足りなければ足せばよい、という西洋文化の流れにも価値があります。
今、身近にある電子機器も、生活用品もそうした考えのもとに様々なものが発明されてきました。
しかし、限界が近づき、SDGs(持続可能な開発目標)と言ったものが国連で作られるようになっています。
日本の伝統文化は、いかに削れるかということに美意識を傾けてきました。
空白の美しさ、無い部分を想像する力、こうしたものはこれから更に重要視されていきます。
私はこの削る文化という部分を素晴らしいと感じています。

先ほどのやりとりでもそうですが、こうして2段階で考えておくと、志望動機がグッと引き立ってきます。

3 教育という仕事に魅力を感じるから

先の2つと比較すると、曖昧です。
だからこそ、具体的なエピソードが大切になってきます。
例えば、次のようになります。

教師という仕事に魅力を感じるからです。
私は大学時代4年間、塾や家庭教師などの教える仕事をしてきました。
それはそれで魅力がありましたが、同時に物足りなさも感じていました。
講師になり、児童たちとのやりとりが出てくると原因がわかりました。
もっと幅広い教育の場で仕事をしたかったのです。
まだ拙いながらも、児童とともに成長していけたらと思い教師を志望しました。

このように経験から話をすることができると強いです。
これまでどおり、試験官からの次の言葉も考えてみましょう。
「塾や家庭教師」というキーワードを入れているので、そこに関連して質問がきます。

A 塾や家庭教師で学んだことはありますか?
B 物足りない、と言った部分についてもう少し教えてください
C 塾と学級担任の違いとは何ですか。

はい。
塾や家庭教師でもっとも強く学んだことは「学力」が求められている、ということです。
学校は「楽しくあるべき」。
もちろんそれは重要なことです。
私は学級経営を通じて、これを追求していきたいと思っています。
しかし、同時に子どもたちも保護者も「できるようになりたい」という気持ちを持っているのだと感じました。
教えることに責任を持つ教員を目指したいと思っています。

A〜Cで少しずつ答え方は変わりますが、概ねこのような形で答えていくことになります。

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まとめ:志望動機の先にあるものを伝える

「どうして先生になりたいのか」
これに答えるだけでは不十分です。

もちろん動機は大切なことですが、もっと大切なことがあります。
試験官の立場から考えると、

どのような先生になりたいか

です。

そこに繋げるためには、どのような伝え方をすればよいのかを自分のことに置き換えて考えていきましょう。

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