【模擬授業】始まりの30秒で全てが決まる

模擬授業の練習をしたいのですが、まず何から始めたらいいですかと聞かれました。

始まりの30秒を練習するとよいです、と答えました。試験官に「この受験生はできる、できない」と判定させる第一印象はこの30秒に込められるからです。

まず席を立ちます。椅子をひいて立ち上がり、その椅子を戻す。次に前へ歩いて行きます。

これらの時に、背中を丸め「順番が来てしまった」と緊張の表情をしたり、それをごまかすためニヤニヤしながら進むのか、背筋を立てて堂々と前へ進むのか。

ここまででたった10秒ほどです。しかし、場の空気を作るには十分な時間です。試験官がいたとしても、その場のリーダーは自分自身だと言う空気を作れるのか、授業をやらせていただくと言う空気を作るのか。どちらの方がよいかは、言うまでもありません。

そうした場づくりが終わった後に、授業が開始されます。始めの一言を出す前に、どこをどのような表情で見ているのかどのような声量で、どこを向いて言葉を出すのか。その場を見渡すにしても、動き1つで、クラス全体を見ているふりをしているのか、本当に一人一人と目を合わせているのか、その2つには違いが出ます。言葉を出すにも、教室の後までギリギリ聞こえる声なのか、よく通るが大声を出しているわけではないという矛盾するが理想的な声なのか。この2つにも違いが出ます。

そうしたことを伝えるには20秒もあれば充分です。始めの10秒で作った空気を決定的なものにする時間になります。

模擬授業で試験官は皆さんの授業だけを見るわけではありません。チェックするのは、この受験生が現場に出たときにまずは1年きちんと担任としてやっていくことができるか、という部分です。それは空気作り、場作り、といった言葉で表されるものです。

内容そのものを適当にやってよいと言うわけではありません。しかしその前段に必要なのは上記のような部分です。皆さんも模擬授業の練習をする際には参考にしてみてください。

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