【個人面接】質問に対して、「本音」の考えを言うのって…

個人面接で「どうしても自分と合わない先生と一緒になってしまったらどのように対応しますか」という問いにどのように回答すればよいかという質問をいただきました。

質問をされた方は、できるだけ合うようにしていくという考え方で、相手の意見を尊重し、時と場合に応じて学年団や管理職等に相談すると話をされました。試験官が求めるだろう答えを想定して、このように考えたということでした。

それ自体が間違った考え方ではありませんが、試験官が本当に求めているのは、その先の部分です。

2人に1人が労働年齢の中で鬱になる時代の中で、人と合わないということは多々あることです。そのような時にどのように対応するのかを問うた問題だと考えられます。

となると、いわゆる本音の部分でどのように回答するのかが言える必要があります。

例えば、試験官が求めるだろう答えを伝えた上で、次のように話す方法もあります。

「といった形での回答がよいのかもしれませんが、実際にはその通りうまくいくとも限りません。私の講師経験の中でも、そのような方にお出会いしたことがあります。考え方が異なっていても、児童生徒に実害がなければそのままスルーする、といった行動で対処したこともあります。お互いが最低限の連携を取った上で、それぞれに進めていくことも1つの方法だと私は思います」

このようにリアルな形での考えを伝えることも必要です。

試験官に忖度しただけの回答で通るほど教員採用試験は緩くはありません。実際の現場に即した、自分の考え方を明確に伝えるということも、また必要なことです。

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