【教員採用試験】感染症予防対策のためどのようなことをクラスで行いますか

市中におけるマスク着用の有効性に関するエビデンスは限られている(WHO)

マスクをしなくていいわけではありません。

それでも、少しずつ「マスク」について見えてきたこともありますね。予防に対するエビデンスが高くはないということです。

厚労省データを参考にします(下部参照)。

市中におけるマスク着用による感染防止効果等について(厚生労働省)

上部の国内外の例では、マスクが有用だった事例の紹介。
下部のガイドラインでの位置付けでは、エビデンスを元にした提案の紹介。

下部を見ると「マスクが感染症予防をするエビデンス(証拠)は限定的」だと。

これを教員を目指すみなさんはどのように読み取るでしょうか。
社会的、倫理的に、今私たちがマスクをすることは必須です。ただし、それを全員に当てはめるだけの必要性は低いということです。

感覚過敏でマスクが苦痛で仕方ない子どもたち。鼻マスクでもちょっと認めてあげようか、と思えるようになります。
遊んでいて、マスクのヒモが切れた子どもが、ずっと肘を当てて呼吸が苦しくなっているのも、そこまでしなくていいよ、と言ってあげられます。

「マスクをしなければならない」のと「マスクを推奨する」はニュアンスが異なります。

最大限できることをする、というのは、必ず他に歪みを生みます。
個人として、学校として、こうした公的な発表を元にどの程度のルール付けで進めていくのかを考えることも大切です。

個人面接想定質問「感染症予防対策のためどのようなことをクラスで行いますか」

こうした質問が試験官から問われることが想定されます。
例えば、次のような回答が考えられます。

今、私や皆さんがしているようなマスクの着用、手洗いや消毒などの基本的なことは方向性が変わるまでは継続していくべきだと考えています。

ここまでは、他の受験生と同じ話です。
ここからが、知識をベースに自分自身での意見を持っているかという部分になります。

ただし、私は、厚生労働省の発表なども見ながら、どのような選択肢がより望ましいのかについては、注意深く見守っていく必要もあると思います。
厚生労働省の資料では、マスクの効果は「限定的」だという発表があります。
だからと言ってマスクをしなくてもよいとは考えません。
しかし、どうしてもできない児童(生徒)がいます。
特別支援が必要な児童(生徒)です。
そうした場合に、必要性や本人特性に応じて、校内連携を取った上で、周囲の承認も得て、対応を変化させることは必要だろうとも思います。
「マスクをしない選択肢」が許されない中で、不登校やいじめなどの二次的な被害が出ては教育として本末転倒です。
丁寧な個別対応をしていきたいと考えています。

こうした話をした場合、試験官は追加で質問をしてくることが多いです。

マスクをしない選択肢には反対意見もあるとは思いますが、その辺りはいかがでしょうか。

このようなものです。
対策をしておけば、こうした質問にも丁寧に回答していくことができます。

当然、反対は想定されます。
ただし、このような情報は私だけが持っているものではなく、気を使われている保護者などは当然知っているものです。
学校だけが知識がなく、世論だけに流されて後手の対応になるのではなく、正しい知識を得た上で全体に向けて啓発をしていくことも必要です。
今までしていなかったことを100%実施しようとすると、働き方や心に無理が生じます。
バランスをとりながら、綿密に対応していきたいと考えています。

『〇〇』しなければならない。
このようなことが全てのことに強制的に実施される世の中であってはうまくいきません。
それは試験官も分かっています。
周囲と協調しながら、丁寧に物事を進めていく姿勢を伝えられるようにしていきましょう。

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