【教採コンシェルジュ】個人面接対策「教員給与はもはや実情に適合しないのでは」

全国ニュースにもなっている記事です。

教員給与に裁判長が異例の苦言「もはや実情に適合しないのでは」

「もはや教育現場の実状に適合していない」状態であることを示唆した判決は極めて珍しいです。
とはいえ、残業代支払いまでは言われなかったので、宙ぶらりんな判決。

皆さんはどのように読まれるでしょうか。

良いように考えると…

企業によってはサービス残業の状態化もあります。
役所勤務の公務員でも20時までの残業代は申請しないというハウスルールがあるところも少なくありません。
もともと公務員は給与も高い。
だったらある程度はガマン!?

悪いように考えると…

教員の成り手が減っているのだから時間外勤務は限定した方がよい。
残業するなら4%の調整(これ時間にすると月4時間分の残業代です)ではなく、満額払うべきだ。

子どもたちにとって魅力のある教員

両面から考える方がよいですね。

その上で、残業を減らす手段を模索していく必要があります。
憧れの先輩って深夜遅くまで働くよりも、毎日の学校生活も私的生活も充実している人のことを指す場合が多いです。

子どもたちにとってもそうですよね。
仕事ばかりの大人より、きっと様々なことに挑戦している方に憧れます。

控訴されるようですので、結果はもう少し先ですが、いろいろなことを考えさせられる記事でした。

教員採用試験で話すのであれば…

こうした内容は個人面接でも出てきやすい内容です。
試験官を務める教育委員会の担当者や学校長なども気に掛かる点ですので。
質問としては、次のように出てくることが多いです。

あなたは教職員の働き方改革についてどのように考えますか。
あなたは教員の残業についてどのように考えますか。
あなたは教員のなり手が少なくなってきていることについてどのように考えますか。

これらの質問の本質的な部分は同じです。

仕事が大変だと思うけど、どのように考える?

こうしたことに回答できるようにしておくことは必要です。
回答例を一つ挙げます。

私はこれらの問いについて、改善が必要だと考えています。
私自身は、教員という仕事に魅力を感じ、教員採用試験を受験しています。
必要であれば、時間外勤務もしますし、それが児童生徒のためになるのであれば、一生懸命職務に取り組むという気持ちを持っています。
しかしそれが長期に及ぶ場合、内容があまりに重たい場合は、抱えきれなくなるのかもしれないという懸念があります。
私の両親は教員ではないのですが、昨今のメディアなどを騒がせている「教員の働き方改革」について、かなり心配をしていました。
社会人の2人に1人は鬱傾向を持つ時があると言われているようななからでブラックと言われる仕事。
大丈夫か、と。
それを改善していくのも私自身が教員になる意義の一つだと考えています。

こうした話は「試験官から受験生」への1ターンだけで終わることは少ないです。
複数回のやりとりがあります。
例えば、上記の話であれば、試験官からは次のような質問が想定されます。

①あなたは教員の働き方改革に向けて、どのようなことができると考えていますか。
②あなたはご両親にどのように回答したのですか。
③仕事が多すぎると感じた時にあなたはどのように対応しようと考えていますか。

そこにも合わせて回答していきます。

頼れる人、頼れるものに、遠慮せず頼っていくことが必要だと考えています。
頼れる人に頼る。
これは、その瞬間は、例えば学年主任や管理職に負担をかけることになるかと思います。
しかし長期的に考えると、自身の能力をあげ、教えてくださった方たちや学校に貢献することができます。
頼れるものに頼る。
こちらはICT機器の活用が主になるかと考えます。
セキュリティを担保しながらになりますが、スマホとの連動や校内での情報共有の円滑化を図ることによって会議の減少などが望めると考えています。
こうした一つ一つの積み重ねで、負荷を減らし、本当に教育活動にとって必要なものを残していく姿勢を保ち続けることが大切だと考えています。

もちろんこの通りである必要は全くありません。
大切なのは、自分自身の意見を持って、誠実に伝えていくこと。
教員採用試験突破にも役立ちますし、そこから先の教員生活にもよい影響を与えていきます。

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