【個人面接】「働き方改革」自分の考えを整理しておこう。
働き方改革の問題は、バランスが難しいとよく言われます。仕事の量と質、責任や勤務時間。そのすべてがパーフェクトに取れる仕事というものは、教職も含めてなかなかありません。
文部科学省の働き方改革に向け事例集にも「見直しすることに賛否両論があるものも含まれるかもしれません」という言葉があるくらいです。
このような、いわば正解がないような問題については、社会的常識に反しない程度に自身の意見を伝えてもよい質問です。
次の質問への回答を考えてみます。
「働き方改革について、あなたの意見を教えてください」
私の周りでも職業選択をするに当たり、教員はしんどいからと敬遠するという雰囲気がありました。しかし、他の仕事であっても、しんどさというものは必ずあると思います。教員だけが特別に大変だと社会から認識されてしまっていることが課題だと思いますので、そうではないということを、社会的に伝えていく働き方改革は必要です。
また、実際に仕事が大変だとも先輩教員から聞いています。子どもたちといることは楽しいが、先生という職業であっても児童といる時間は本当に短い。その代わりに人間関係の調整や事務仕事は多い。このような話です。
公務員ですから、文章としてきちんと記録を残していくことなどは必須のことだと考えています。それらのスキルを身に付け、社会的な人間関係の調整などもできるようにしていく必要があります。大学時代にサークルで経験してきたように、ほんの少し無理をしながら仕事を学んでいきたいと考えています。
これが正解というものではなく、自身の経験や考え方を整理して伝えること自体が大切です。この質問に回答した後に、試験官から追加で質問が来ることが多いからです。その時に、働き方改革について本音で伝えておかないと答えられなくなってしまいます。
ぜひ、ご自身の考え方を整理しておいてください。
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