「衝撃」こんなところにもお金がかかっていた!?

「教育では人が大切」と言われることがよくあります。

授業も、生徒指導も、保護者対応も、クラブ活動も、すべて教員が起点になります。教員の質が低ければ、それはそのまま教育の質の低下につながります。

これは受験生だけではなく、教育委員会も同じように思っています。しかも別の観点から考えています。

予算です。自治体の教育予算の中で、教員に支払われる人件費は何%位だと思いますか。

もちろん自治体によってその数値は異なりますが、大体80%前後です。残ったお金で、学校を建てたり、耐震改修をしたり、備品を購入したりしています。予算のほとんどが人件費なのです。

世間では「義務教育はタダだから」という話が出ることもありますが、それを全て税金で賄っているからです。しかもそのほとんどが、皆さんの給与になる。

皆さんが、これから行う教員採用試験そのものもタダで受けることができますが、これも税金が投入されているからです。実際は、会場費、試験官の人件費や交通費、それだけではなく問題作成費用や印刷費等、相当な額がかかっています。

こうしたコスト意識は、教員採用試験を受ける方はもちろん、他の職業を目指す場合でも必要な考え方です。

こうした意識は、だからどのように行動するという具体的なものはなかなか出しにくいです。それでも「知っていて行動をする」ことに意義があります。情報の1つとして知っておくとよいですね。

2023年教採の合格を目指す
すべての皆様へ

教採コンシェルジュSchool

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