【授業】褒め言葉のシャワーを浴びせていますか?音読編

「あんなに人を褒めるのを見たのが久しぶり」
「一人一人に違う言葉がけをしていて驚いた」
「褒め言葉のシャワーだった」

授業を見ていただく機会がありました。
その事後検討会での発言です。

実は…意図的にそういう発言が出るようにしています。
若い先生へのオーダーをいただいていたからです。
今後の授業に参考になるようにしてほしい、と。

そこで、1時間の授業の中で、様々な授業パーツを取り上げました。
話題になった一つの場面が「音読」だったので解説します。

第一に、音読を教える先生が少ないです。

音読を教えるとなったら、何を児童生徒に伝えますか。
教科書を両手で持つ、は若い先生でも比較的行っています。

教科書は真ん中より少し下を持つ(発達障害のお子さんなどは高めで持ってバランスを崩すことがあります)。
背骨を立てる(演劇指導でも同じです)。
息を吐いて吸って声を出す(吸って出すのみだと、うまく出せない場合があります)。

あとは次のような声かけです。
「声を大きく出すのが音読ではありません。通る声を出すのが音読です。私は声が小さいなと思っている子はそれでいいんです。その声を黒板に当ててポトンと落ちるような感じで言うと良い音読になりますよ」

教えるという行為の後に、それができているかの確認や助言をするのが指導です。

第二に、音読は個別に言わせることが時々必要です。

全体で音読をしているだけだと伸びません。
読んでいても、口パクでも、その時間が過ぎれば終わるからです。
短くていいです。
単語でも十分です。
個別に音読をさせる場面を時々作れると、クラス全体の底上げにつながります。

第三に、音読には継続した評価が一定期間必要です。

これはABCのような評定をする場合、「うまい」「さすが」といった評価言を伝える場合、両方があります。
今回は研究授業で多くの先生がいました。
子どもたちからしたら緊張度が高いです。
そこで、次のように子どもたちに伝えました。

「たくさんの先生がいるこの場面で音読ができただけでAAA(トリプルエー)です。」

そして、音読をした8名に、

「全員に通る声だね」
「3年生とは思えない」
「びっくりするくらい4月よりうまくなった」

などと評価言を伝えていきました。

音読だけを取り上げて、クラス全体を底上げすることも、おサボりする子どもたちを「育てる」こともできます。
どのような意図を持って授業展開をしていくか。
模擬授業では、考えておくと安心ですね。

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