ゲーム依存になったときの体のメカニズム(ゲーム依存part2)

ゲーム依存は脳のメカニズムに変化が起こっている。

ゲームに依存すると常に興奮物質が脳から出ている状態となり、ゲームをしていないと禁断症状が出てきます。

ゲーム依存という状況になったとき、「ゲーム禁止」「取り上げる」として抑制するのは難しい

と言われています。
ゲームをしたいという欲求が本人の意思ではどうにもならない状態になっているからです。
ゲームをしていなくても、ゲームに関するCMや動画を見るだけで「ゲームをしたい」という指令が脳から出てしまい、抑制できなくなるという難しい障害です。
ゲーム依存の難しさは「ちょっとだけ」というこことができない点にあります。
改善できた、完治したと思っていても揺り戻しが起こってしまうことがあります。

衝動が抑えられず、コントロールが難しいという点からも、ゲーム依存はADHDやASDとの関連性が指摘されています。
ADHDやASDの子たちは学校生活の中で不全感(ミスが多く責められる、周りのこと協調できない)を感じることが多く、ゲームの世界に自身の存在価値や肯定感を感じることが多いのです。

クラスの子どもたちがゲーム依存にならないために、またゲーム依存になってしまった子にどのように関わったらよいかは次回お伝えします。

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