【新型コロナウイルス】子供の外遊びOK?感染リスクを数値で検討

家庭教育
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『うちは遊びに行かせます』vs『これは行かせられない』

全国の学校が一部を除き休校になりました。保護者の勤務状況や祖父母のサポート体制、地域の対応などによって異なりますが、子供たちの過ごし方は概ね次のようになっているようです。

①学校や児童館などで先生と過ごす
②保護者や祖父母などの親族と過ごす
③地域で臨時に当番を組んで持ち回りで過ごす
④自宅で兄弟姉妹と過ごしたり、一人で過ごす

こういったことは、子どもから「遊び」や「勉強」をする時間を奪います。大人であっても一番辛いのは『何もすることがない時間』です。遊べない、(嫌々でも)勉強できない、YouTubeやテレビは過度に見ると怒られる…あれもこれも取り上げられてしまった状態が1ヶ月続きます。これでは子供は保ちません。感染リスクは下がっても、ストレスは上がると考えるのが自然です。
そうなった時に、保護者として考える必要があるのが、

「外に出してあげたい」という思いを実現させるか

実際、それがどの程度のリスクなのかをわかる範囲で確認してみました。最終判断はそれぞれの保護者の皆さんにはなりますが、参考にしていただければと思います。

新型コロナウイルスのリスク

コロナの死亡率と年代

現状、出されている数値や情報から考えてみます。まず参考にしたのが、厚生労働省のページです。

新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和2年3月3日版)

まず現時点での国内事例をピックアップ(チャーター便とクルーズ線を除く)してみると、

PCR実施PCR検査陽性死亡事例
1,855名253名6名

死亡率にすると2.4%です。
罹患された方が多い国でも見てみます。

感染者死亡者死亡率
中国80,151名2,943名3.7%
韓国4,812名28名0.5%
イタリア2,036名52名2.6%

総量としてエビデンス(証拠・裏付け)が取れるレベルではないとは思いますが、このくらいの数値が出てきました。私の感覚では1,000名のうち5〜37名は多いです。これで子供を遊びに行かせるという選択肢はありません。

しかし亡くなった方の年代についても気になります。母数が大きい地域で知りたいと思い、中国で調べてみました。


BBC:Coronavirus: Largest study suggests elderly and sick are most at riskより引用

亡くなった方の50代以上に集中していることがわかります。となると、子供は大丈夫?親心としては、遊びに行かせてやりたい気持ちがあり、それを助長してしまいます。

でも…あくまで『これまでになかった病気』で『効く薬はない』状態ではあります。楽観視ができないからこその全国一斉休校要請。やはり悩みます。

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冬といえばインフルエンザ?

まだ判断材料が足りないと感じたので、毎年のように騒ぎになるインフルエンザについても調べてみました。どのくらいの死亡率なのか?その年代は?それに加えて、新型コロナウイルスと違うのは「どのくらいの人が毎年罹患しているか」も分かります。見てみましょう。

【インフルエンザ罹患者数と死亡者数】

罹患者数毎年1,000万名
死亡者数214(2001年)~1,818(2005年)人/年間
また、直接的及び間接的にインフルエンザの流行によって生じた死亡を推計する超過死亡概念というものがあり、この推計によりインフルエンザによる年間死亡者数は、世界で約25~50万人、日本で約1万人と推計

新型インフルエンザに関するQ&A(厚生労働省)より引用

続いて、年代です。

【年代別インフルエンザ罹患者数】

近年の季節性インフルエンザの状況(厚生労働省)より引用

目を疑いました…年間1,000万名って!という感じです。タミフルやリレンザといった薬があるとはいっても想像以上の人数でした。また、若い子供たちの罹患も多いです。

数値や情報から調べたり、インフルエンザと比較してみると、何となく判断材料が出てきたような気がします。日本のものを中心にして、表にまとめてみました(3/5時点での数値を使用)。

新型コロナウイルスインフルエンザ
罹患者数253名年間1000万人
死亡者数5名214~1,818人/年間
超過死亡概念による推計は約1万人
特徴高齢者などが重症化の傾向子供がよく罹患
留意点・新しい病気・罹患人数が多い
保護者として子供にできること・咳エチケットの徹底
・マスクの着用
・手洗いやうがいをこまめに実施
・狭い空間に可能な限り行かない

重症した方がいらっしゃること、尊い命が失われていることは、重く受け止めなければいけません。それと同時に子供たちのことも考えていく必要があります。悩みは尽きませんが、それでも判断は必要です。白黒はっきりと決められるものではなく、6:4みたいに決められるものでもなく、うちの気持ちとしては、

49:51で揺れ動きながらも外遊びOK

という感じです。

まとめ:うちは外遊びを常識の範囲内で実施します

正直、罹患は怖いです。特に新型のウイルスで薬がないという部分に怖さを感じます。それを踏まえた上でうちはルールを作って遊びに行きます。次のようなルールです。

【遊びに行く時のルール】
・遊び場を指定する(保護者同伴で野外が原則)
・友だちが一緒でもOK(そのお家の保護者が許可した場合)
・手洗い、うがいは入念にする
・マスクは手に入った時は必ず着用

こういった話をスタッフ間で行った時に、意見が分かれました。「これ(記事の原稿)を見て、外に出せないと思った」とのことでした。それも判断です。

また、うつされることだけではなく、うつすことも懸念して、判断することも必要です。

それら全てを含めて、

あくまで最終判断は保護者であるべき

です。その材料の1つとなれば幸いです。

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