【家庭訪問】【懇談会】保護者の信頼を掴むコツ
昨日は、先生コンシェルジュを実施しました。テーマは、保護者の信頼を掴む家庭訪問や懇談会の内容と対応でした。
もっとも大切なことは、時間を守ることです、ということをお伝えしました。それはわかっていても、なかなか実現することができないという葛藤があります。
民間企業で働いておられる方たちは、大抵の場合は時間で動いています。アルバイトやパートも時給換算です。企業に勤めておられる場合も、勤務時間があります。先生だけが守らない、でも子どもたちには守れと伝える。こうしたところに、信頼を失うきっかけがあるというお話をしました。
では、実際にどのようにすれば時間を守ることができるのか、という点について今回は学習をしました。いくつかの話をしたのですが、そのうち2つを紹介します。
1つは順番です。
通常家庭訪問では、まず先生が学校の様子を話し、その後に保護者からの要望などを聞くという流れが多いです。しかしこの流れですと、時間のコントロールが効きにくいです。順番を逆にして、まず保護者から内容を聞くという流れにするだけで、時間のコントロールが効きやすくなります。
そこでそうした場合に、どのような話し方をすれば自然にこれができるかについて、演出形式でお見せいたしました。
もう1つは、懇談会の進め方です。
こちらについては、先生がリードする大切さについてお話をしました。子どもたちと授業をする時には、先生がリードして授業を進めます。だからこそ必要なことを教えることができます。考えさせることもできます。懇談会は1対集団のお話の機会です。性質としては議論をすると言うよりも情報伝達の場であるといえます。そうであるならば、先生がリードして話を進めていくという方法が最も効果的です。
こちらについても、具体的にどのように進めていくのかを演習形式でお見せしました。
実際にどのように進めるのかという話し方や間の取り方、口調やっ場の雰囲気の作り方といったものは見てみないと分かりません。だからこそ先生コンシェルジュでは、そういったことをお見せすることにしています。
今回は、実施日の曜日が変わったこともあり、映像配信を行う予定です。教採コンシェルジュに入っている方は、誰でも閲覧することが可能ですので、もしよかったらご覧ください。
2023年教採の合格を目指す
すべての皆様へ
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