【個人面接】これだけ知っておけば大丈夫!「特別支援教育」3つのキーワード

個人面接で今年頻出になりそうな質問の1つが「特別支援教育」への対応です。

具体的には「特別支援教育をどのようにして(小中高等)学校で行おうと思うか」といった形で出てきます。

特別支援教育に関係するいくつかの言葉を知っておくと、回答に応用がききます。

①合理的配慮
過度な負担にならない程度の適切なサポートを、合理的な配慮といいます。例えば、授業中に集中しづらい児童生徒がいる場合は、机間指導の際に少し多めに声をかけるのであれば合理的配慮。机の横にべったりとついて指導をするであれば過度なもの、という形になります。

②インクルーシブ教育
身体、知的、精神、発達など様々な障がいがある方でも、社会に自由に参加ができるようにするための学び方やその内容のことをいいます。これまでの学校教育では、障がいのある方は優しく守らなければいけない、という部分が強調されすぎていたため、必要なサポートを必要な量で適切に行う事が大切だという考え方にシフトしてきています。

③ダイバーシティ
横文字だと難しくなりますが「多様性」のことです。画一的な構造を作るのではなく、多様性を認めながら、成長目指していく考え方です。学校はもともと画一的に教育を施すことが主として行われてきたため、この分野が苦手です。授業中座っていることが難しい児童生徒や、ほとんどしゃべらない児童生徒に対して、学力を見るのではなく、その行動を課題とする姿勢がありました。本質的な目的が何なのか、それをどのように伸ばしていくことができるのか、といった考え方を大切にする流れになってきています。

特別支援教育をどのようにして学校教育で行うのか、という質問が出た際には、これらの言葉のうち、1つ以上を使って話を組み立てると試験官にも伝わりやすい話になるかと思います。

 

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