【完全マニュアル】教員採用試験『辞退』の正しいタイミングと伝え方

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辞退の主な理由

教員採用試験の辞退者は案外?多いです。
自治体によって異なりますが、多い自治体だと、年度によっては一次試験で3割、二次試験で1割程度の辞退者が出るところもあります。

何らかの理由で『教職』を辞退するみなさんに役立つ情報をお送りできたらと思います。

まずは理由からです。
次の3つに集中します。

① 複数自治体に合格
② 他業種採用を選択
③ 大学院等への進学

「① 複数自治体に合格」は、受験生にとっては、嬉しい「辞退」になりますね。A県とB県の両方に合格して、どちらかを断らなければいけなくなった場合です。

「② 他業種採用を選択」は、第一志望が他業種の方は辞退の必要が出てきます。現在、日本の職業は約3万ほどあると言われています。様々な職業の中の一つとしての教員ですから、ご自身の選択を尊重しながら決めていく必要がありますね。

「③ 大学院等への進学」は、選択肢が辞退だけではなくなります。教員採用試験の受験資格はありますので、自治体によっては合格すると「保留」をしてくれる場合があります。そういった自治体を選択して受験をすると言う方法もありますので、受験自治体を選択できる方は、要項をよく読みながら進めるとよいかと思います。

辞退の正しいタイミング

当然、これは、

できる限り速やかに辞退を伝える

ということになるのですが、焦りすぎてはいけません。
その前に、大切なことを一つしてから辞退を伝えるようにしましょう。
それは、

自分自身の大切な人やお世話になった人に相談をする

ことです。

一次試験であっても、二次試験であっても、そこまで突破してきたことはご自身の実力です。
それを辞退するのも、ご本人自身の選択肢ですので、全く構いません。
ただし、『冷静な目で見ることができているか』を確かめるために相談を強くお勧めします。

ご家族でも、恋人でも、大学の先生でも、構いません。
辞退をしようと思っていることと、その理由を伝える中で、自分自身が本当はどう考えているかを整理することができます。

辞退をしようと考えていると言うことはかなり大きな出来事であるはずです。
それに至るまでの過程をどのように考えていったのかを、誰かに伝えることで、それが本当に正しいことか、その代わりにどのような方向性に向かっていこうとしているのか、などをまとめ、その上で決断をするようにしましょう。

辞退の正しい伝え方

ビジネスマナーも踏まえながら、どういった伝え方をするのが正しいのかを考えていきましょう。

何で伝えるか

基本的には、まずは電話で伝えます。
その電話で、辞退届を出したり、来庁するように指示を受けますので、その通りにしましょう。
実際のシミュレーションをしてみます。

【電話対応の場合】

教員採用試験を受験した〇〇と申します。
採用試験担当の方をお願いしてもよろしいでしょうか。
ゆうき君
ゆうき君
先生
先生
はい、少しお待ちください。。。
お待たせしました。
いかがされましたか?
はい、このたび、貴教育委員会から合格をいただいておりましたが、辞退をしたいと考え、連絡をしました。
※言いにくいことではありますが、はっきりと伝えましょう。
ゆうき君
ゆうき君
先生
先生
差し支えなければご事情を教えていただけますか。
【ウソをつく必要はありません】
併願受験をしていた〇〇からも合格をいただいたためです。
他業種の職業にエントリーしていたのですが、そちらで合格通知をいただいたためです。
〇〇大学の大学院に進学をすることになったからです。
ゆうき君
ゆうき君
先生
先生
わかりました。
それでは手続きに入ります。
(事務手続きの説明)

教育委員会の採用試験担当者から聞いた話では、

悪いことだと思って電話をしてくる受験生が多いのだが教員が職業選択の一つである」ことはわかっているので、はっきりと言ってくれたらよい。

とのことでした。

辞退でのQ&A

合格後の半年は遊んでもいいの?

教採コンシェルジュでお受けする質問で最も多いのが、この質問です。

合格までは「非常勤講師」で働いていた。最後の半年間は旅行などをしたい。非常勤講師の依頼は断ってもいいのか。

これは、学校との約束によります。
非常勤講師は、アルバイトの延長ですので断ることも可能です。
しかし、一年間の約束だったにもかかわらず、それを反古して旅行に行くのは、社会人としていかがなものでしょうか。逆に、そこまでの約束をしていないのであれば、積極的に行くべきだとも思います。
こうした勤務については、学校の管理職と相談しながら進めていくとよいかと思います。

辞退していたけど、やっぱり合格にして欲しい

複数自治体に合格した。
一度、A県に辞退、B県に採用という形で提出したのだが、やっぱり逆にしたい。
可能か。

この方は『A県の常勤講師』をしていました。
って、そもそも教採コンシェルジュに持ってくる話ではないですよね。笑
でも、その後について、確認が取れたので紹介をします。

・辞退を伝えていたA県教育委員会にやっぱり採用してほしいと伝える
・A県教育委員会に呼び出しを受ける
・理由を細かく聞かれる
・目の前でB県教育委員会に「辞退」を伝える電話をかける
・反省文を提出
・その上で「検討する」と言われる
・1ヶ月後に合格通知をもらう

なかなかの綱渡りだったようです。
一度、辞退をしてからの逆転はなかなか大変だと言うことがわかります。
みなさんは、真似しない方がよさそうです。

まとめ:誠意があれば大丈夫

様々な理由はあれど、辞退という選択肢はあってよいものです。教育委員会の担当者に対して、自分自身が職業選択をするときに関わった方に対して、誠意を持って接すれば、必ず伝わります。臆することなく、新しい道を模索してくださればと考えています。

それぞれの新しい道に向けて、頑張っていきましょう!

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