ICT活用の葛藤

先日のセミナーで質問をいただきました。

「中学で英語を教えています。タブレットを使って学習をすると、Google翻訳を使う生徒がいます。どうしたらよいでしょうか」という趣旨のものでした。

私の回答は、次のものです。

うんと褒めてあげたらいいです。社会に出て、英語がわからないけれど喋らないといけない、伝えないといけない、そんな場面があったとします。その時にGoogle翻訳を使ったら叱りますか。叱りません。褒めます。

学校という枠組だけで見たら、それはいけないことかもしれません。

でも、学校の枠組は社会の中のほんの少しです。ここが標準ではありません。

Google翻訳のようなものがあることを伝えるのは意味があります。

もちろんそれでテストなどで点数が取れる訳ではないです。
だから、それは先生が教えてあげないといけません。
でも、翻訳した生徒さんがそれは一番わかっているんじゃないでしょうか。
私は、多分ルール違反だろうなとわかりながらも、そうやってクリアした生徒さんはやる気があるのだと思います。

だからそうやって、目の前の課題をクリアした。
褒めると思いますよ。

もちろん、これがベストかどうかと言われると、もっとよい回答があるかもしれません。

でも、こうした考え方、行動もあり得ます。もし、皆さんでしたら、どのように対応をされますか?

2023年教採の合格を目指す
すべての皆様へ

教採コンシェルジュSchool

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