【模擬授業】大原則の「発問→指示→評価」
模擬授業の組み立てはややこしいです。ただその中でも、1つ原則的なことを知っておくと、かなり組み立てが楽になります。それは次のことです。
「発問→作業指示→評価はセット」
例として、江戸時代の街の様子が描かれた絵の読み取りで考えてみます。
発問 この絵の中の人たちは何をしていますか。
※この発問を先生がした時点で子どもたちは考え始めます。しかし、子どもたちが頭の中で考えたことを先生は読み取ることができないのです。何かの方向で表現をさせる必要があります。それが作業指示です。
作業指示 どの人は何をしている、と言う書き方で①②③…とノートに書きなさい。
※表現方法は主に2つです。書くこと、話すこと、です。書く際にはノート、黒板。話す際には、隣の友達と、版の友達と、のようにレパートリーを持たせながら進めます。
評価 いい考え!さすが、黒板に書きましょう。
※評価はこれ以外にも点数化をしたり、目を合わせるだけの時もあります。言葉がけをすることが重要なのではなく、児童生徒が評価をされたと感じること自体が大切です。
児童生徒が思考をする場面をいかに作り出すのか、が授業構成の原則になります。しかし若手の先生の場合、説明が多い講義型の展開になりやすい傾向があります。いかに上記のような組み立てを作っていくかが模擬授業のポイントです。
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