【登下校】児童生徒を事件から守る教師・保護者・地域の役割とその限界

学校現場

登下校での痛ましい事件のニュース。

時折、目にしてすごく苦しくなります。

はい。

学校も、保護者も、地域も手を抜いているわけではありません。

むしろ力を入れています。

大切な子どもたちのことですから。

それでも、事件は起きてしまいます。

教採とか関係なく、
1人の人として、
こうしたことを考えておくことは大切だと思います。

同感です。

私たちにできることを考えていきましょう。

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1 過去に起きた事件とその対応

登下校中の略取誘拐は年間100件程度起きていると言われています。
その多くが児童が1人で登下校している際に起きています。

他にも、

強制わいせつ
公然わいせつ

などがあります。

ここでは、
略取誘拐の事件を紹介します。

2018年5月に新潟市西区で起きた小学校2年生殺害事件

です。
いつもと同じように夕方下校をしている最中に行方不明となりました。

見つかったのは午後10時29分。
夕方からかなりの時間が経ち、
線路で電車にひかれての発見でした。

亡くなった女子は、
電車にひかれたことが原因ではなく、
窒息したことが原因だとわかりました。
事故ではなく、事件だったのです。

その後、犯人が捕まりましたが、
もちろん亡くなった女子のご家族の方の傷は一生癒えることはないだろうと思います。

児童が1人でいる時のリスク対応は欠かせないと考えられ、次の依頼が出されました。

登下校時における児童生徒等の安全確保について(依頼)
30初健食第14号
平成30年7月11日
文部科学省初等中等教育局健康教育・食育課長

この依頼の要点を一言で言うと、
『関係者が連携して児童生徒の安全を守ってください』
ということです。

全国各地で、
地域見守り隊
のようなボランティア組織、行政や地域が連動した地域が作られました。

ところが、

2019年5月28日に神奈川県川崎市で起きた殺害事件

は、これまでの常識を覆すような事件でした。

登校中、スクールバスに乗るために待っていた児童の列が襲われました。

小学校6年生の女子、39歳の男性が亡くなり、
十数名の方が負傷しました。

児童生徒が1人ではなく複数。
しかも先生がいる。

その状態での事件。
これまでの事件とは一線を引くような内容でした。

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2 教師や保護者・地域ができることとその限界

児童生徒が1人でいる時の対策は様々行われてきました。

登下校を見守るボランティアや保護者
先生の登下校の安全指導

これらは一定、事件を防ぐのに効果があったと考えられています。

2019年5月の事件は、
検証結果を待つ必要がありますが、
それでも、

集団で、教師も一緒に待っている状態

でした。

これまでの安全対策では防げなかったことです。
現時点での対策を超えてくるような事件でした。

では、対策はないのでしょうか。
はっきりとした答えが現状であるわけではありません。

しかし、考えることを止めてしまったら、
そこから先はありません。

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3 まとめ

自分の子どもだったら…
こうした事件が起きるたびにいたたまれなくなります。

無差別犯を完全に防ぐことは、
相当に難しいことだろうと思います。

それでも可能な限り未然に防ぐため、
地域で見守り、
家庭や学校で伝え、
全体で可能な方策を考え、
安全に子どもたちが成長していけるようにしていきたいです。

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