【教採過去問】「あいさつをしない児童への対応」
あいさつをしない児童生徒がいます。あなたならどのように指導しますか?
こうした問題はよく出されます。皆さんでしたらどのように答えますか。
・自分からあいさつをする
・もう一度あいさつをして、児童生徒にも促す
・あいさつ週間のようなことを実施する
この辺りが回答例になるでしょうか。
もちろんこれらも悪くはありません。ただし本質ではありません。
皆さんは、尊敬する相手に対して、あいさつをしないということはないのではないでしょうか。
まず自分からあいさつをする。これは受動的なのではなく進んで自分からしますよね。
ということは、彼らがあいさつをしないのは、担任の自分自身がその時点で認められていない、と理解することができます。
こうした前提で考えると、私の回答は次のようになります。
先生
あいさつをしない児童生徒がいた場合、私からあいさつをします。これを継続します。そして、この原因がどこにあるかを考えます。家庭環境や成長の過程とも捉えられますが、そうはいっても児童生徒も尊敬する相手であればあいさつをします。この時点で、私自身の何かに課題があるのではないかと考えます。わかりやすい授業、スムーズな学級経営、ひいきのない生徒指導などができているか。明日、明後日で解決させるのではなく、あいさつを続け、その原因の本質を考えながら行動していきたいと考えています。
どう回答するか、様々なものが考えられます。ぜひ皆さんも考えてみてくださいね。
2023年教採の合格を目指す
すべての皆様へ
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