確かに自分では中々見つけにくいものかもしれませんね。
今回は「誰でも見つかる」長所の見つけ方についてお話していきます。
【誰でも見つかる】長所の見つけ方
あなたの長所はなんですか?
面接試験ではよく出る質問になります。願書にも言葉を変えて「特技」というような書かれ方で出てきますね。
こうした質問は
準備しておくこと
でしか対応することができません。
今回は、試験時に問われてもしっかりと対応できるようにする「長所の見つけ方」を紹介していきます。
1 自身の行動を振り返る
あなたが歩んできた人生の中での出来事と、それに関する当時の気持ちや、思いを紙に書き出してみましょう。
今回は大学時代を例にピックアップします。
(例)
①子どもボランティアサークルに所属する
→教員を志していたため入部
②長期休暇にヒッチハイクで旅に出る
→テレビ番組を見て楽しそうだったから
③子ども教室の責任者になる
→先輩に誘われたから
④サークルの部長になる
→大変そうだけど頑張ってみたい
⑤同級生と卒業旅行を企画する
→同級生との思い出作り
次は、それらを客観的に見て「長所」に変換させていきます。
(例)
①子どもボランティアサークルに所属する
→教員を志していたため入部
→目標に一途
②長期休暇にヒッチハイクで旅に出る
→テレビ番組で見てやってみたいと思った
→好奇心旺盛
③子ども教室の責任者になる
→先輩に誘われたから
→行動力がある
④サークルの部長になる
→大変そうだけど頑張ってみたい
→挑戦心がある
⑤同級生と卒業旅行を企画する
→同級生との思い出作り
→仲間思い
といったように、自分の人生の出来事の中から長所を見出すことができます。自身の振り返りの一環としてやってみてはいかがでしょうか。
2 リフレ―ミング
長所は中々見つけられないけど、短所ならたくさん見つけてしまう…という方におススメなのが
『リフレーミング』という考え方です。
「水が半分入ったコップ」を見た人は、次の2パターンの人に分かれます。
パターンAは「水が『半分しか』入っていない」と考える人、
パターンBは「水が『半分も』入っている」と考える人です。
同じ事象でも、Aのように消極的に考えることができれば、Bのように肯定的に考えることもできるのです。
このように、違った枠組みの中で同じ事象を見直すことを『リフレーミング』と言います。
まずは自身の短所を書き出してみましょう。例に挙げた短所は次のような長所に変換することができます。
(例)
落ち着きがない → 元気
頑固 → 首尾一貫の精神
暗い → 落ち着いている
計画性がない → 臨機応変
短気 → 効率重視
自分が短所としていることも、見方を変えれば長所に変わります。ぜひ一度お試しください。
3 近しい人に聞く
とっても勇気がいりますが、実は一番手っ取り早い方法です。
友人、恋人、両親、あなたのことを近くで見てくれている人から、長所を教えてもらいましょう。
また、自分で発見した長所が本当に合っているか、確認をしてもらうことも大切です。
そうした客観的な意見が
自信を持って「自身の長所」
と言えるものになります。
4 まとめ
受験生の中では、自分で長所を見つけることを、とても難しく感じている人が多くいらっしゃいます。短所ばかり見つかって、気が滅入ってしまうこともありますよね。
そんな中でも、自分の長所を見つけられる人には特徴があります。
他人の長所を見つけるのが得意
だということです。
自身に向き合って長所を見つけることは、自分が受け持つ児童生徒の長所を見つけ出すことに繋がります。
ぜひこの機会に誇りをもって人に伝えられる「自身の長所」を探してみてくださいね!