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教員採用試験で今年聞かれる重要ポイント「働き方改革」の答え方

先生、「働き方改革」って何ですか?
あかりさん
先生
2019年4月から施行される新しい法律をまとめて、
「働き方改革」と言うんですよ。
学校は残業も多いと聞きますし、
もう少し詳しく教えてください。
あかりさん
先生
では、面接事例も合わせて
「働き方改革」について学びましょう。

1.働き方改革って何?

「働き方改革」という言葉をよく聞くようになりました。
そもそも、働き方改革って何なのでしょうか。

と…こういう疑問を思った時に、
まずやるべきことがあります。

それを言ったのは誰かを調べる
何と言ったのかを調べる

ということです。

この「教採コンシェルジュ」も含めたネットは、
ライターの「解釈」が含まれていることがあります。

ウソとまでは言えないけど、
ホントかどうかも怪しい。

だから、情報の根っこを調べるのです。
このような、
発信源の情報を

一次情報

といいます。
新聞やブログは二次情報です。

今回の「働き方改革」であれば、

一次情報…首相官邸
二次情報…このブログ

となります。

で、どのようなものか、です。

いつ言いだしかたか

2016年8月3日です。

誰が言い出したか?

安倍晋三内閣総理大臣です。

法律はあるの?

あります。
2019年4月から順次施行されます。
いくつかの法律をまとめて、

働き方改革関連法案

と言います。

内容を短く言うと?

細かく分けていくと様々ありますが、
特に教員に関係する部分を取り上げます。

①時間外労働

一部の職種を除き、
時間外労働に上限が設定されます。
教員も上限があります。
月45時間および年360時間が原則となります。

他にも様々な規則があり、
これを破ると雇用者には罰則規定があります。

教員で考えてみましょう。

月に20日勤務として、
45時間までの時間外労働。

1日に約2時間まで、ということです。

②同一労働同一賃金

雇用形態がどのようであっても、
同一の貢献をした場合は、
同じ給与・賃金を支給することになります。

正職員の教諭、
期限付きの講師、
同じ「担任」であっても給与は異なります。
特に年齢を重ねていくと、この傾向は顕著になります。

校務分掌などの責任も異なることから、
一概に言えませんが、
この差が埋まる可能性はありえます。

他にも「働き方改革関連法案」には、様々なものがありますが、
最低限、この2つは押さえておきましょう。

2.教師の残業時間と実態

学校による、自治体による、人による、というと身も蓋もないですが…
それでも、以前よりも「働き方改革」の影響をよい形で受けるようになってきました。

15:30頃に授業を終えて、完全下校が16:30頃。

そこから、少し休憩時間を取ったり、会議があったり、教材研究をしたり…
勤務時間終了の17:00(自治体によります)はあっという間にやってきます。

ここからが時間外勤務の時間帯です。

若い先生は教材研究やおしゃべり?で残る方もいますが、
お母さん先生・お父さん先生は帰ります。
児童生徒への丸付けなどを持ち帰る方もいらっしゃいます。

40代以上の先生は、
成績処理で「学校に泊まった」という猛者もいるようですが、
最近ではその傾向は減っています。

20:00完全退勤(全員が退勤)のように決まっているところもあります。

毎日定時退勤はちょっと難しいけれども、
段取りさえつけられれば、
決めた日に退勤することは可能、
という形になりつつあります。

これは、一般職の公務員や民間企業と似た形です。

まとめると、

仕事が早い先生、用事がある先生は定時退勤
若い先生は、残る傾向(平均すると20時頃)

というのが実態のようです。
本当はもっと早く帰るべきなのでしょうけど…

3.夢を持って「先生」になる皆さんの行動

教員の残業時間は、国も把握していて、働き方改革の「重点事業」に入っています。
勤務時間外が多い職種として認定されている、ということです。

だから残ればよい、というわけではありません。

もちろん残らなければいけない時はあります。
児童生徒が帰っていない、
生徒指導案件が出てきた、
家庭訪問に行く用事ができた、
こういう事象を後回しにすると、学級経営自体が困難になります。

しかし、通常期には早く帰った方がよいです。
これには2つの理由があります。

①意識づけ

今までが遅かったから、これからも同じように遅い。
これは長年働いてきた方の考え方です。
以前の物事と変えるというのは労力が必要なことなのです。
ですから自浄作用だけでは変わりません。

若手が早く帰る

時代の変化を伝える

大それたことを書いていますが、
歴史の中では、世の変化は若手が作ってきました。

②魅力ある教師になる

毎日遅くまで時間外勤務をしている先生、
趣味や特技を伸ばすために様々な取組をしている先生、
どちらの方に魅力がありますか。

私なら、スポーツや文化活動を楽しんでいる先生から、
そういった話を伺いたい
です。

また、時間の捻出が上手な先生であれば、
学級経営上でも無駄なく児童生徒を動かすことができます。

魅力ある教師は「魅力ある人」

です。

人としての魅力を磨くために、早く学校を退勤してもらいたいと考えます。
(もちろん仕事を終わらせて、ですけど)

4.面接で「働き方改革」が出た時の応対例

模擬面接形式でやってみましょう。

先生
「働き方改革」について、あなたの考え方を教えてください。
はい。
時間外勤務が多い職業の一つに教員が挙げられています。
この解決に向けて取り組む必要があると考えます。
あかりさん
先生
具体的にはどのような取組が必要でしょうか。
法律の施行により月45時間以内の時間外勤務が原則になります。
私たち若手こそが、こうした法令を遵守し、
学校を変えていく意識が求められます。
あかりさん
先生
しかし、学校では、
生徒指導案件が起きることもありますが?
もちろん、対応すべきは対応します。
原則として、効率よく業務を進め、対応する必要があるという考えです。
あかりさん
先生
なるほど。
早く帰るための工夫は現時点でありますか。
「相談すること」です。
分からないまま業務を進めてしまうことは効率的ではありません。
学年の先生などに伺いながら、
丁寧に仕事を進めることが、結果的に効率につながると考えています。
あかりさん
先生
わかりました。

5.まとめ

職業によって、時間外勤務の時間は異なります。
その中で、教員のそれが多いといわれるのも事実です。

それを分かった上で、どのように対応していくかを考えていきましょう。

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