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教採で「いじめ」に答える!応用が効く『1,1,3,7の法則』とは。

いじめは面接だけではなく必須対策内容

いじめは、教員になれば避けては通れない問題です。

認知件数は、40万件を超えています。
47都道府県で割っても8,500件です。

教採対策として必要なだけではなく、
教員になってからも不可欠な課題なのです。

そこで次のことを考えていきます。

1.いじめの見つけ方
2.校内での情報共有
3.具体的対応策

大きく3つに括ります。

1.いじめの見つけ方

いじめは一般的に教師や大人から見えないところで行われます。

児童生徒も、
やってはいけないことだ、
とわかっているからです。

いじめを見つけるつもりでいないと、
見つけられません。
とはいえ、
いつも「いじめはないか」と見ていたらしんどくなりますよね。
また、30人前後の児童生徒の異変に気がつくのは容易ではありません。

どうしたらよいのでしょうか。

手っ取り早いのは、

一緒に過ごす

ことです。
小学校なら「遊ぶ」でしょうし、
中・高なら「同じ場所にいる」です。

物理的に、
教師から見える場所を増やすだけでも、
かなり変わります。

この時に留意点があります。

様々な児童生徒と過ごす

ということです。

いつも明るく朗らかで、話していて楽しい児童生徒がいます。
教師としても、その子たちの方が一緒に過ごしやすい。
となると、相対的に大人しい、1人で絵を描いて過ごしているお子さんとは距離が出ます。

ある子は、月に5回。
ある子は、月に1回。
これを「エコヒイキ」と言います。

そんなつもりではなくても、そう思われるのです。

教師がどう思ったかではなく、
教師がどう思われたかが重要ですから。

絵を描いているなら教えてもらう。
本を読んでいるなら、別の本を同じ場で読む。

少しの工夫と留意で、異変に気がつきやすくなります。

異変に気がついても、

「あっ、いじめだ!」
と気が付くことは、まずありません。

ストレートに暴力などの圧力をかけたり、
無視をするいじめなんて、
ほとんどありませんから。

あるのは、

ほんの少しの異変

です。

AさんのグループとBさんの会話が減った?
本を読んでいても集中していない?
給食や弁当を食べるのが遅い?
といったレベルの変化。

一緒に過ごしていれば、
見つけるのは困難ではありません。

片隅にいじめはないかな、と思いながら、
子どもたちと過ごすようにしましょう。

2.校内での情報共有

学年主任へ報告をします。

何か変です、
といったレベルからしましょう。

自分が担当するクラスでいじめ。
報告しにくいことでしょう。
だからこその、

早めの報告

です。

早めにすることによって、
いじめなのかの判定、対策などを一緒に考えてもらうことができます。

管理職報告やケース会議など、
様々なことを進めることもできます。

教員採用試験にもよく挙がるキーワード

チーム学校

としての動きです。

3.具体的対応策

対応の原則は、

誠意を持って

です。

いじめられていた児童生徒には、
担任として気がつけなかったことへの反省。

いじめていた児童生徒には、
毅然とした態度と、
話をよく聞き、
正しいことを伝え、
共に行動を促すこと。

保護者へは、
包み隠さず、真実とこれからの報告性を伝えること。

いずれも担任教師としての誠意が問われます。

よく言われることがあります。

誠意は形に見えない

某ドラマで、
誠意=お金
のように捉えられていることもあるようですが、
教育活動における誠意はそうではない部分が大きいです。

具体的には、

連絡

です。

1,1,3,7の法則

この数字、日を表します。
いじめ事案を認知してから保護者に連絡する頻度を表しています。

1 … 毎日
1 … 1日おき
3 … 3日おき
7 … 一週間おき

発生してからは毎日連絡です。

いじめにあった児童や周囲の児童の様子を細かく伝えてます。
保護者はかわいい我が子がいじめに遭う。
許せないことです。
感情的にもなるでしょう。

初期から事象が落ち着くまでは、
家庭訪問を主に連絡をします。

いじめ事象よりも大切なことがありそうでしたら、
電話や連絡なしでも構わないと思います。
めったにありませんよね。
家族の生き死にくらいしか、
私には思いつきません。

毎日です。
事案が解決し、保護者から、
「連絡はなくてよい」
というまで毎日です。

次のステップが1日おきです。
ここまで来てはじめて電話も併用します。
保護者の負担軽減を視野に入れています。
感覚的にはひと月程度です。

次が週1~2回。
再発防止効果もあります。

次が週1。
年度末まで続けます。

上記はあくまで参考です。
状況を踏まえず画一的にやるのは危険です。

ただし、こうした動きをベースにしていくことが、
いじめ対策には欠かせません。

学生や講師の皆さんは年齢から考えてもお子さんがいない方が多いと思います。

しかし、大切な方はいるかと思います。

大切な方が、
自分の手が届きにくいところで苦しんでいる、
これは耐え難い苦痛です。

そういう事象から、
児童生徒も、
保護者も、
そして、
自分自身も守っていくためには、

誠意をもって密に連絡

という考え方が必要かと思います。

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