試験官に伝わる『願書』へ!的確な添削で教採合格に近づく

願書を見てもらうことについて、次のように相談を受けることがあります。
「何か気が引ける」
「見てもらうことはズルイと思っていました」
「ダメなんですよね?」

これは本当でしょうか。実例を見ながら、その答えを探してみましょう。
※個人が特定されないよう一定の加工をしています。

上の写真では、言葉や文章を見直し、読み手により伝わりやすくなるように添削をしています。例えば、以下のようなものです。

① 「子ども」を「児童」に修正
② 内容を「自分だけが分かる」から「読み手(試験官)も分かる」ように修正
③ 「(自身が)学んだこと」がより明確にするために言葉を入れ替えるよう修正

また、このように細部だけを修正しても足りません。全体のバランスが大切なのです。自身の教育に対する考えと得意分野を掛け合わせていきます。続きを見ていきましょう。


この方の場合、得意分野の記載が強く、教育に対するそれがやや弱いです。実際は教育に対する情熱があふれていたとしても、それが表現し切れていないのです。

そこで願書添削では、このような部分を『私自身の目指す教育が〇〇であり、それに向けて学んできたデザインが活用できる』のように例を出して「修正してはいかがでしょうか」と伝えています。修正するか否かは、ご自身が判断すべきことです。しかし、ご自身ではどこを修正した方がより良くなる可能性があるかはわかりにくいものです。このように考えると、

願書は添削してもらうことが必須

だと言えます。

願書は配布期間から提出締切まで期日があります。この期間中に何をしたら合格に近づくでしょうか?受かる受験生は、何度も推敲し、学校の管理職や大学教授から見てもらっています。落ちる受験生は、ギリギリまで寝かせ、消印直近で提出します。スタートでついたこの差は、なかなか縮められません。

皆さんはどなたから見ていただくことができますか?「願書を見てください」とお願いするのは気が引けます。管理職も教授も忙しいですから。でも、そうしたお願いは教員になってからも活かすことができるスキルです。

もし、難しい場合は、ぜひ教採コンシェルジュへもご相談くださればと思います。

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