最近、新しく会社を作ったので、雇用するために何名か面接をしました。
雇用側、教採でいうと「試験官側」の視点。これは大きく分けて2つあります。
1つ目は「一生懸命か」です。
求めているだけの技術や技能はない。これは当たり前です。即戦力なんて、なかなかいません。それでも近い将来、戦力になるかといった視点は持っています。情熱、行動的、ポジティブ。そういった言葉が当てはまる人材が欲しいと思っています。
教採で考えると、例えば、なぜ教員を志望したか、なぜこの自治体か、授業や生徒指導・クラブなど何をがんばりたいか。
そういったことが答えられることがこうした一生懸命さを伝えるキーになります。
2つ目は「社会性」です。
挨拶ができるか、丁寧か、誠実か、場をわきまえているか。どのような職種でも同じですが、今まで出会ったことがない方とコミュニケーションをとる必要があります。そのような時にこれらのことができないと組織そのものが疑われます。
教採で考えると、扉の開け方、椅子の座り方から始まり、受け答えの明確さ、視線、表情といったものです。
これらが最低限度のラインを超えていないと雇用ができません。人が足りなくても、足りないまま仕事に向かった方が安全です。
このような「相手から何を求められているのか」という視点を持っておくことは大切です。