それでは「コロナ期間中の教育実習」となるわけですね。
自分に非がなくても、感染してしまうと実習校に迷惑が掛かってしまいますから...。
その他にもたくさんありますので、確認していきましょう。
コロナ期間中の教育実習で、気をつけるべきポイント
コロナウイルスの影響によって、世の中は大きく変化しました。
✓強い日差しが照り付ける暑い日でも、マスクをつけて外出をする。
✓検温・消毒をしないとお店に入れない。
✓一人分の座席を空けて、座らなければならない。
といった変化です。
これは学校でも同じことが言えます。
今回は、「コロナ期間」という特殊な期間の中での教育実習で、気をつけるべきポイントをピックアップしていきます。
1 ソーシャルディスタンスを保つ
通常の教育実習では、休み時間に子どもたちと遊んで過ごすことも多くあるかと思います。
一緒に鬼ごっこをしたり、ドッジボールをしたり、楽しく子どもたちと触れ合える貴重な時間です。
しかし、コロナ期間中はこの「遊び方」に気をつけなければなりません。。
『ソーシャルディスタンス』です。
遊びの中で子どもたちと、つい距離が近づいてしまいがちですが、しっかりと説明をした上で、一定の距離をとりましょう。
また、ソーシャルディスタンスを意識しなければならないタイミングは他にもあります。
研究授業
です。
普段ならペアワークや、お隣同士で相談といったことができますが、学校によっては禁止されている場合もあります。
しっかりと指導担当の先生に確認をとっていきましょう。
2 手洗いと消毒
コロナ期間中の教育実習では、普段以上に手洗いと消毒を徹底しましょう。
例えば、以下のようなタイミングです。
出勤してすぐ
教室に入る前
給食の前
お手洗いの後
外遊びの後
共有物に触れた後
職員室に入る前
さまざまな場面で、手洗いと消毒をしていきます。
そうした先生の姿を、子どもはしっかりと見ています。
このクラスの中で「一番手洗いと消毒をしている」と自信が持てるくらい、できるといいですね。
3 休みの日の過ごし方
教育実習期間中の休日の過ごし方は「基本的に自由」とされていますが、感染リスクを避けるためにも
不要不急の外出は控える
ようにしましょう。
どうしても外に出ないといけない用事ができた場合は、マスクをつけ、手洗い・消毒を徹底するといった「感染リスクを下げる」行動を取りましょう。
4 発熱した場合
万が一発熱した場合は、発覚した時点で実習校側に報告をします。
担当の先生と連絡先を交換している場合は、すぐに連絡を取る。連絡先を交換していない場合は、朝一番に学校へ電話を入れましょう。
実習校への連絡が済んだら、次は大学に連絡です。
報告が済んだら、病院へ行きます。
診断結果を聞き、その内容を忘れず、実習校と大学へ報告します。
その後の動きについては、実習校と大学の判断に従うようにしましょう。
これが発熱してから24時間以内にとる行動です。
絶対にしてはいけないのは、
個人の判断で行動すること
です。
コロナウイルス感染症は、人によっては重症化しないケースもあります。気づかないうちに感染を広げてしまうといったことがあります。
熱が引いたからといって病院に行かず、個人の判断で、実習を再開するといったことは決してないようにしましょう。
5 まとめ
コロナ期間中の教育実習は、普段より気をつけることがたくさんあります。しかし、
この「コロナ期間」中の実習だからこそ、体感できる緊張感であったり、責任感であったりを学べる貴重な期間でもあります。
大変な時期に実習を受け入れてくれる学校への感謝の気持ちを忘れず、感染リスクに気をつけ、楽しい教育実習にしていきましょう!