初任者のリアルな一日
【子どもたちによる子どもたちのための行動目標決め】
国語の話合いを学ぶ単元のまとめとして、クラスの2学期の行動目標を決めました。
話合いは、今までの学習を生かして、学級代表らが司会を務めてスタート。
私は一切口を挟むことなく、ただひたすらに子どもの観察をしていました。
今回私は、子どもたち自身が自分たちの力だけで3つの行動目標を決めることこそが「お飾り目標」ではなく「自分事として捉え日々意識できる目標」になると考えていました。
どれだけ話合いが停滞したとしても助言はしないと決めていました。
卒論のフィールドワークの経験がここで生きました。
どれだけ全員で目標を決めることに夢中になっているのかは話合いの様子や表情、眼差しを観ると分かりました。
話合い終了後、早速子どもたちは真剣な眼差しで話を聴く様子が見られました。
それが例え「真剣にに話を聴く子ども」という役割演技だったとしても、私は価値がある姿であると感じました。
自分事になった目標は意味のある目標だと改めて実感できた時間でした。
特に、今学生で教員志望の方は、卒業論文作成での経験が教採の面接や学校現場で生かされると思って、目の前の課題に全力で取り組んでみるといいと思います。