ゴールデンウィークに入りました。皆さんは、どのようにお過ごしでしょうか。
勉強をしなければいけないことはわかっているけれども、なかなか気が進まないという方も多いのではないでしょうか。そのような気持ちは当然です。やる気スイッチといった言葉がありますが、脳科学の観点から考えると、このスイッチは「行動をしてから入れるもの」だからです。行動する前には入りません。
ということは、勉強しようと思ったら、気が乗らなくても、まずは机に向かって何かを始めることが必要になります。簡単な計算でも、漢字でも、法規の暗記でも構いません。何かをすると脳の側坐核というところから快楽物質のドーパミンが出てきます。
このドーパミンが出てくると、集中力が高まった状態になるので、そこで思考が必要な論作文や面接対策の話す内容などを検討していくと一般的には効率が高いと言われています。
こうした学習に向けた順序や構成は、教採コンシェルジュスクールでも応用しています。
はじめにズームに入ってきていただく。この時はまだ集中力が高い状態とは言えません。日常会話や基礎的な内容を学習することによって、ドーパミンを出していくように講座を進めています。そこから、思考が必要な面接対策や集団討論、模擬授業。講座を面白いなとおっしゃってくださる方が多いのは、そうしたことを意識しながら構成していることもあるのかもしれません。
脳科学の観点から自分自身の学習や、児童生徒への授業展開等を工夫すること。特別支援的な対応はもちろんですが、様々なところで応用が利きます。
普段よりも時間があるゴールデンウィークです。リフレッシュをすることはもちろん大切です。それと同時に学習を進めてくださればと思います。
先生
なかなかスケジュールが取れないという方のために、下記の講座も用意しています。
もしよろしければご活用ください。