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自分の人柄を伝える【教採面接】

何を言うかよりも、誰が言うか。

これはコミュニケーションの本質の1つです。

どんなに素晴らしいことを言っても、誰が言うかによっては全く伝わりません。
どんなに内容がスカスカでも、誰が言っているかによって必要以上に伝わります。

わかりやすいのは有名人と言われる方たちの言葉ですね。
トラブルを起こした後の有名人の言葉には誰も耳を傾けません。
逆に売れっ子コメンテーターの言葉は何となく信じてしまいます。

こういうことは日常でも多くあります。
大学や会社、学校でも、誰が言うかで、提案が通りやすかったり、通らなかったりすることがあります。
これは、それまでの経験が背後にあるからです。

とはいえ、教員採用試験では初対面の方と話をすることになります。
となった時に「誰が言うか」は関係ないのか。
関係あります。

皆さんにも経験があるのではないでしょうか。
初対面なのに、この人すごいなと思った経験。
逆に、時間の無駄だなと思った経験。

「誰が言うか」という判定は、出会った瞬間から始まっています。
10〜20分の対話ができれば、その判定はかなりの高精度でできます。

表情や動き。
話し方や聞き方。
そして、内容。

これらが複合的に合わさり、

「先生になってもらいたい人物かどうか」の判定をするわけです。

そう考えると、日々の子どもたちや友だち、大学の先生や同僚と話をする時も、教採の勉強と繋がっていると言えそうです。

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