先生
キーワードは「唯一無二」です。同じような体験をしても感じ方は人それぞれです。私にしかできなかったという感じ方を伝えるということが大切です。
どのような感性を持っているのかを確認したい
様々な自治体で試験官が感動体験を聞くようです。これを分析すると、受験生がどのような感性を持っているのかを確認したいから、という試験官の意図が見えてきます。教採コンシェルジュで受講される方は、大きく2つの理由に分かれます。
①クラブ活動などの体験
②旅行中の体験
どちらでも、また他のものでも構いませんが、そこに『あなたなりの感動の仕方』を伝えられるよう工夫しましょう。
例文
私の感動した経験は、大学時代にたった一晩だけ眠れない夜があったことです。中学校からずっと陸上部で長距離を走ってきました。ほぼ365日、毎日走って練習を積み重ねてきました。しかし、大学1年生の時に自己ベストを出してからは、ずっと更新できずにいました。何度も辞めようと思ったのですが継続して、大学3年生の大会でようやく更新ができました。その瞬間は実感がなかったのですが、夜になり興奮して眠れなく、涙を流したことが感動した経験です。
先生
赤字部が「感動の仕方」です。導入部でこれを伝えることで、試験官の聞く姿勢をグッと引き寄せることができます。ポイントは『結論から伝えること』です。
■感動経験がない!?
受験生の皆さんが意外と悩むのが、この感動経験です。「ない」とおっしゃる方が多くいらっしゃいます。どうしても思いつかない方は、クラブや学科の友人、同僚などに聞いてみてください。案外、他の人の目から見た方が良いものが出てくることがあります。
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