◻話すのが苦手?
教採コンシェルジュでマンツーマン指導をしています。
そんな中で「話すのが苦手です」とおっしゃる方は少なくありません。
実際お話をしていると、本当に話すのが苦手な方は、ほぼいらっしゃいません。
例えば、家族と話すときには流暢にしゃべれたり、仲の良い友達とカフェでお話をするのは積極的だったりします。
ということは、限定的な場面の中で話すのが苦手ということがいえます。
1.目上の方と話す時
2.質問に相手が満足するよう話さなければいけない時
3.話の内容が評価される時
上記のような条件のどれに対して苦手意識があるのか(複数の場合もあります)がわかると練習をしていくときに、自分自身の参考になりやすいです。
1や3は、場数でクリアできることが多いです。自分自身が緊張する相手や場所で話をする回数を意図的に増やしていくこと自体が練習になります。校長先生や上司相手に練習をしたり、仲間同士でも、一切笑わないのように、条件をつけて練習をしたりすることで、対策ができます。
2は、話をする練習だけではなく、書いて、自分の頭の中を整理することが求められます。1つの事象には、複合的な物の見方ができるので、通常、話は基本的にあっちに飛んだり、こっちに飛んだりします。それを「整理する練習」も必要です。これは頭の中だけでやるよりも、いちど紙にアウトプットをした方がスムーズにできるようになっていきます。
教員採用試験が始まった自治体も多くなってきました。あと一踏ん張りの時期です。
受験する方はもちろん頑張っていただきたいですし、近くにそういう方がいらっしゃる場合はぜひ早く帰れるようにお声かけいただけたらと思います。